ムラサキサギ属とは?
むらさきさぎぞく
ムラサキサギ属は、紫がかった羽色をもつサギ科の鳥類のグループで、アジア・アフリカ・ヨーロッパに分布します。
ムラサキサギ属(学名:Ardea の一部、または Ardea purpurea を代表種とするグループ)は、ペリカン目サギ科に属する大型から中型の鳥類です。代表種であるムラサキサギ(Ardea purpurea)は、名前のとおり赤紫色や赤褐色を帯びた美しい羽色をもち、ヨーロッパ南部・アフリカ・アジアに広く分布します。
ムラサキサギはアオサギと同程度の大きさで、全長80〜90センチメートルほどです。首と胸に栗色・黒・白の縦縞模様があり、他のサギ類と比べて細長く蛇のような首が特徴的です。葦原・湿地・河川の流域に生息し、アオサギが開けた浅瀬を好むのに対して、ムラサキサギは葦の密生した場所を好む傾向があります。
食性は魚類・カエル・昆虫・小型哺乳類など多様で、浅い水辺でじっと待ち伏せして獲物を捕る「待ち伏せ型」の採食スタイルをとります。繁殖期には頭部から長い飾り羽が伸び、コロニー(集団繁殖地)を形成して数十〜数百つがいが集まることもあります。
日本ではムラサキサギは稀な旅鳥または迷鳥として記録されており、渡りの季節に西日本や南西諸島で確認されることがあります。国際的には生息地の湿地減少が懸念されており、保全が求められています。
使い方・例文
ムラサキサギ属の鳥は、葦原の中に静止しているとき首をすっと上に伸ばして葦に擬態する行動をとるため、探しても見逃してしまうことがよくあります。
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