ミツバチ科とは?
みつばちか
ミツバチ科は、花粉・蜜を集めて巣に蓄える社会性昆虫の仲間で、ハチミツ生産や植物の受粉に不可欠な存在です。
ミツバチ科(学名:Apidae)は、昆虫綱ハチ目(膜翅目)に属する科で、広義にはマルハナバチやクマバチなども含む大きな分類群です。狭義では「ミツバチ属(Apis)」のみを指すこともあります。
ミツバチ科の主な特徴は以下のとおりです。
- 女王蜂・働き蜂・雄蜂による高度な社会構造を持つ
- 花の蜜を採集してハチミツに加工し、巣に貯蔵する
- 後脚に花粉を収納する「花粉かご(corbiculum)」を持つ
- 垂直に並んだ六角形の巣房(ハニカム構造)を形成する
世界で広く養蜂に利用されるセイヨウミツバチ(Apis mellifera)は、ヨーロッパ原産で現在は世界各地に導入されています。日本在来のニホンミツバチ(Apis cerana japonica)は病害虫への抵抗性が高く、独特の防衛行動(熱殺蜂球)でオオスズメバチに対抗することが知られています。
農業においてミツバチは果樹・野菜・花卉類の受粉者として極めて重要であり、世界の食料生産の約3分の1はミツバチによる受粉に依存するとされています。農薬や病気によるミツバチの減少は、食糧安全保障上の深刻な問題として世界的に対策が進められています。
使い方・例文
果樹園でリンゴの花にミツバチが飛来して受粉する様子や、養蜂家が巣箱からハチミツを採集する場面は、ミツバチ科の代表的な登場シーンです。
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