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クマバチとは?

くまばち

クマバチとは、体が大きく全体的に黒く、胸部に黄色い毛が密生するミツバチ科のハチで、花の蜜や花粉を好む比較的おとなしい種です。

クマバチ(熊蜂)は、ミツバチ科クマバチ属に属するハチの総称で、日本では主にキムネクマバチ(Xylocopa appendiculata circumvolans)が広く知られています。体長は2〜3センチほどと大型で、胸部に黄色い毛が密生しており、腹部は光沢のある黒色です。その大きな体と低い羽音から「熊」に例えられてこの名がつきました。

クマバチの大きな特徴のひとつが「木に穴を掘って巣を作る」習性です。枯れ木や竹などに円形の穴を開けてトンネル状の巣穴を作り、その中に花粉と蜜を蓄えて産卵します。このため、木製の建材や庭木に穴を開けることがあり、駆除の相談が出ることもあります。

クマバチはしばしばスズメバチやマルハナバチと混同されますが、性格は比較的おとなしく、オスは針を持たないため刺すことはありません。メスは針を持ちますが、巣を直接触るなどの刺激を与えない限り攻撃してくることはほとんどありません。

花の蜜を集める際に「盗蜜(とうみつ)」という特殊な行動をとることでも知られています。花の根元に穴を開けて蜜を吸い取る行動で、花粉を運ぶことなく蜜だけを得るため、植物の受粉に貢献しないケースもあります。一方で、正規の花粉媒介者としても重要な役割を果たしています。

使い方・例文

「庭の木の柱に丸い穴が開いていたので調べたら、クマバチが巣を作っていた」のように、大型の黒いハチを目撃した場面や、庭木・建材に穴が開いた原因を話す際に登場します。

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