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ミザールとは?

みざーる

ミザールとは、おおぐま座の尾の部分(北斗七星の柄の中ほど)に位置する二重星で、肉眼でも伴星アルコルと並んで見えることから古くから視力の目安とされてきた星です。

ミザール(Mizar)は、おおぐま座ζ(ゼータ)星で、北斗七星の柄の中ほど(柄の内から2番目)に輝く2等星です。アラビア語の「腰帯」を語源とする名前を持ちます。

アルコルとの二重星
ミザールのすぐそば(約12分角離れた位置)には4等星のアルコル(Alcor)が見え、肉眼でこの2つを分離できるかどうかが視力の良し悪しを測る民間の目安として古くから用いられてきました。ローマ軍では兵士の視力検査に利用したという伝承もあります。

多重星としての実態
望遠鏡で観察するとミザール自体が2つの星(ミザールAとミザールB)からなる二重星であることがわかります。さらに分光観測によってAもBもそれぞれ分光連星であることが判明しており、ミザール・アルコル系全体では少なくとも6つの恒星が互いに引力で結びついた多重星系と考えられています。

天文学史上の意義
ミザールAとBは1617年にイタリアの天文学者ベネデット・カステッリが望遠鏡で発見した最初期の二重星の一つで、天文学史においても重要な位置を占めます。また1889年にはミザールAが史上初めて分光連星として確認された星としても知られています。

使い方・例文

北斗七星の柄を眺めるとき、中ほどの星のすぐ隣にかすかな星が見える場合、それがアルコルで、この2つを肉眼で見分けられるかがミザールの有名な「視力テスト」です。

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