マツムシ科とは?
まつむしか
マツムシ科とは、美しい鳴き声で知られる秋の昆虫マツムシを含む、バッタ目(直翅目)の科のひとつです。
マツムシ科(学名: Eneopteridae)は、バッタ目(直翅目)コオロギ上科に属する昆虫の科です。日本では秋の風物詩である「マツムシ」がこの科の代表として知られており、「チンチロリン」と表現される美しい金属的な鳴き声をもちます。
マツムシ科に属する昆虫は体が比較的細く、色は茶褐色系のものが多いです。雄は翅を擦り合わせることで発音し、雌を引き付けるための鳴き声を発します。日本に生息するマツムシ(Xenogryllus marmoratus)は草地や河川敷に生息し、夜間に活発に鳴きます。
マツムシは古来より日本の文化と深く結びついており、平安時代の文献にも登場します。松の木の下で鳴くと信じられていたためマツムシと名付けられたという説がありますが、実際には松林よりも草地を好みます。秋の七草と並ぶ「秋の虫」として和歌や俳句にも多く詠まれてきました。
近年は都市化・農地の減少・除草剤の普及などにより生息域が狭まっており、絶滅危惧種に指定している都府県もあります。
使い方・例文
秋の夜、草むらから聞こえてくる「チンチロリン」という澄んだ鳴き声がマツムシ科の代表種マツムシであり、日本の秋の風物詩として俳句にも詠まれます。
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