和歌とは?
わか
和歌とは、日本古来の詩の形式で、五・七・五・七・七の音数を基本とした三十一文字(みそひともじ)の短詩です。
和歌は、日本語の音のリズムを活かして感情や情景を表現する伝統的な詩形式です。もっとも基本的な形は短歌と呼ばれる五・七・五・七・七の三十一音で構成され、「みそひともじ」とも呼ばれます。長歌・旋頭歌など複数の形式を含む総称として「和歌」という言葉が使われることもあります。
起源は古代日本にさかのぼり、8世紀に編纂された『万葉集』には約4500首が収められています。その後、905年に成立した『古今和歌集』によって和歌は宮廷文化の中心となり、歌の様式や表現技法が整備されました。枕詞・掛詞・縁語といった修辞技法を駆使することで、限られた音数の中に奥深い意味を込めるのが和歌の醍醐味です。
代表的な歌人として、紀貫之・在原業平・藤原定家・松尾芭蕉(俳諧)など多くの名が挙げられます。百人一首はその精髄を集めたもので、今日でも広くカルタや暗唱の形で親しまれています。
明治以降は短歌という呼称が一般化し、正岡子規の革新運動を経て現代短歌へと発展しました。現在も多くの人が日常的に短歌を詠んでおり、SNSでの発表など新しい形で命脈を保っています。
使い方・例文
「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」は教科書にも載る有名な和歌で、百人一首の一首として広く知られています。
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