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マグマ混合とは?

まぐまこんごう

地下のマグマだまりで組成の異なる2種類以上のマグマが混じり合い、中間的な性質や不均質な岩石を生み出す火山・岩石学上の現象です。

マグマ混合(Magma Mixing)とは、組成・温度・粘性の異なる2種類以上のマグマが、マグマだまり火道の中で接触・混合する現象です。火山学・岩石学において、火成岩多様性や噴火ダイナミクスを説明する重要なプロセスの一つとして研究されています。

マグマ混合が起こる典型的な状況としては、玄武岩質の高温・低粘性マグマがより低温・高粘性の珪長質マグマ(デイサイト・流紋岩質)のマグマだまりに貫入する場合が挙げられます。両者が完全に均質化すると中間組成の安山岩質マグマが生じますが、混合が不均質な場合は縞状や斑状の岩石組織が残ります。

マグマ混合の証拠として岩石に残るものには次のようなものがあります。

  • 組成や形態が異なる複数世代の斑晶(不均衡な斑晶組み合わせ)
  • 岩石中に見られる異なる組成の包有物(マフィック包有物)
  • 鉱物の逆累帯構造や溶食構造

マグマ混合は噴火のトリガーにもなりうることが知られています。高温の苦鉄質マグマの貫入が珪長質マグマを急加熱・発泡させ、爆発的噴火を引き起こす可能性があり、火山噴火予知の観点からも重要です。

使い方・例文

火山噴出物の岩石薄片を顕微鏡で観察した際に、複数の組成を持つ斑晶や包有物が混在しているとき、「マグマ混合の痕跡」として記述される岩石学の研究場面で登場します。

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