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粘性とは?

ねんせい

粘性とは、流体(液体気体)が変形・流動するときに内部で生じる抵抗の大きさを表す流体の性質のことです。

粘性(ねんせい、viscosity)とは、流体が流れる際に隣接する流体層の間に生じる内部摩擦力の大きさを表す物理的性質です。粘性が大きいほど流体は「ねばねば」していて流れにくく、小さいほどさらさらと流れやすくなります。

粘性は「粘度(ねんど)」とも呼ばれ、ニュートンの粘性法則によって定量化されます。隣り合う流体層の間に生じるせん断応力(τ)は、速度勾配(dv/dy)に比例し、その比例係数が動粘性係数(η、またはμ)です。この法則に従う流体を「ニュートン流体」と呼びます。

粘性の単位はSI単位系でパスカル秒(Pa·s)が使われ、水は約0.001 Pa·s、蜂蜜は数〜数十 Pa·sと大きく異なります。

粘性の原因は流体の種類によって異なります。

  • 液体:分子間引力によるもので、温度が上がると粘性は低下する
  • 気体:分子の運動量移動によるもので、温度が上がると粘性は増大する

粘性は工学・産業において極めて重要で、潤滑油の選定・血液の流動特性・ポリマー加工・食品製造・大気や海洋の流体力学など幅広い分野で活用されています。

使い方・例文

エンジンオイルの「10W-40」などの規格表示は粘性の大きさを示しており、「粘性が高いオイルほど高温でも膜を保ちやすい」という形で使われます。

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