抵抗とは?
ていこう
抵抗とは、電気回路において電流の流れにくさを表す物理量であり、その大きさをオーム(Ω)という単位で表します。
抵抗(電気抵抗)は、電気回路において電流の流れを妨げる性質、またはその大きさを表す物理量です。単位はオーム(記号:Ω)が使われ、ドイツの物理学者ゲオルク・オームにちなんで名付けられました。
抵抗の基本的な関係はオームの法則によって表されます。電圧を V、電流を I、抵抗を R とすると、V = R × I という関係が成り立ちます。つまり、抵抗が大きいほど同じ電圧をかけても流れる電流は小さくなります。
抵抗の大きさは以下の要因によって決まります。
- 材料の種類:銅・アルミなど金属は抵抗が小さく(導体)、ガラス・ゴムは非常に大きい(絶縁体)
- 長さ:導線が長いほど抵抗は大きくなる
- 断面積:断面積が大きいほど抵抗は小さくなる
- 温度:一般的に金属は温度が上がると抵抗が増加する
電気回路では「抵抗器(レジスタ)」という電子部品が意図的に回路中に組み込まれ、電流量の調整・電圧の分割・発熱などの目的で使用されます。身近な例では、電球・ヒーター・トースターなどは抵抗による発熱(ジュール熱)を利用した機器です。また、半導体技術の発展により、トランジスタや集積回路(IC)の中にも微細な抵抗素子が組み込まれています。
なお、「抵抗」という語は物理・電気以外でも「力に逆らうこと」の意味で用いられますが、科学分野では主に電気抵抗を指します。
使い方・例文
電気回路の実験で「この回路の抵抗が大きすぎてLEDが暗い」という場面や、電子工作で抵抗器の値をオームで確認する場面で登場します。また、「抵抗をかまして電流を制限する」という技術的な説明でも用いられます。
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