マグマだまりとは?
まぐまだまり
マグマだまりとは、火山の地下に存在するマグマが蓄積する空間で、噴火活動のエネルギー源となる火山内部構造の中核をなす領域です。
マグマだまり(マグマ溜まり、英語:magma chamber)とは、地下のある深さに存在するマグマが集積した領域のことです。地殻やマントル上部の岩石がとけたり、深部から上昇したマグマが一時的に停滞したりすることで形成されます。
マグマだまりは固体岩石に囲まれた単純な空洞ではなく、部分溶融した岩石とマグマが混在する複雑な領域であることが近年の研究で明らかになっています。その規模は火山ごとに異なり、深さ数キロメートルから数十キロメートル、横幅は数キロから数百キロメートルに及ぶものもあります。
マグマだまりの状態と噴火の関係は以下のように整理できます。
- 新たなマグマが流入→内圧が上昇→地震や地殻変動が発生
- 内圧が岩盤の強度を超えると→噴火口や割れ目から噴出
- 大量噴出後→マグマだまりが収縮し地表が陥没→カルデラ形成
地震波トモグラフィーや衛星による地殻変動観測(InSAR)などの技術を使って間接的にその位置や大きさが推定されており、火山観測・噴火予知の重要な研究対象となっています。阿蘇山や富士山の地下にもマグマだまりの存在が示唆されています。
使い方・例文
火山の地震活動が急増し地表が膨らんでいる場合、地下のマグマだまりへのマグマ供給が増加しているサインと解釈されることがあります。
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