マイダネクとは?
まいだねく
マイダネクとは、第二次世界大戦中にポーランドのルブリン近郊にナチス・ドイツが建設した強制・絶滅収容所で、多数のユダヤ人をはじめ各国の捕虜や民間人が犠牲となった場所です。
マイダネク(Majdanek)は、ドイツ占領下のポーランド、ルブリン郊外に1941年に建設されたナチス・ドイツの強制収容所兼絶滅収容所です。正式名称は「ルブリン強制収容所」とも呼ばれます。
当初は戦争捕虜の収容を目的としていましたが、まもなくユダヤ人の組織的殺害が行われる絶滅収容所としての機能が加わりました。ガス室やクレマトリウム(焼却施設)が設けられ、毒ガスによる大量殺戮が実施されました。
マイダネクの特徴として次の点が挙げられます。
- 都市の近郊に建設されたため、地元住民が煙や臭いで存在を知り得た
- 1944年7月のソ連軍解放時、施設の多くがほぼ原形をとどめた状態で確保された
- 解放直後から国際的な調査団が入り、ホロコーストの証拠として記録された
- 解放が早かったため、ニュルンベルク裁判の重要な証拠拠点となった
犠牲者数については研究者間で諸説ありますが、数万から数十万人規模の命が奪われたとされています。1947年にポーランド国立マイダネク博物館が設立され、現在も歴史教育と追悼の場として公開されています。ホロコーストの実態を伝える上で欠かせない遺跡です。
使い方・例文
「マイダネクはソ連軍によって比較的早期に解放され、その施設が保存されていたことで、ナチスの大量殺戮の証拠を世界に示す重要な場となった」のように、ホロコーストの歴史的証拠を語る文脈で登場します。
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