ポンペイとは?
ぽんぺい
ポンペイとは、古代ローマ時代にイタリア南部に栄えた都市で、紀元79年のヴェスヴィオ火山噴火により火山灰に埋没した世界的に有名な遺跡です。
ポンペイ(Pompeii)は、現在のイタリア・カンパニア州に位置する古代ローマ都市の遺跡です。紀元前6世紀ごろにはすでに集落が形成されており、ローマ支配下でとくに繁栄した商業・農業都市でした。
紀元79年8月、近隣のヴェスヴィオ火山が大規模な噴火を起こし、高温の火山灰や軽石が降り注いでポンペイを数メートルの厚さで埋め尽くしました。この出来事は、ローマの著述家プリニウス(小プリニウス)が書簡に詳細を記しており、当時の惨状を伝える貴重な文献として残っています。約2000人分の遺骸が発見されており、火山灰が固まった空洞に石膏を流し込んで作った「型」は当時の人びとの最期の姿を生々しく伝えます。
18世紀以降から本格的な発掘調査が始まり、現在もポンペイ考古公園として多くの建造物や壁画、日用品が保存・公開されています。見どころとしては以下が挙げられます。
- フォロ(広場)と神殿群
- 浴場(テルマエ)の遺構
- 鮮やかなフレスコ画が残る貴族の邸宅
- 街路と石畳の車輪跡
1997年にはユネスコ世界遺産に登録され、古代ローマの市民生活を直接知ることができる唯一無二の遺跡として世界中から研究者や観光客が訪れます。
使い方・例文
ポンペイを訪れると、2000年前のパン屋や浴場、酒場の看板がそのまま残っており、古代ローマ人の日常生活を肌で感じることができます。
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