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ポリオとは?

ぽりお

ポリオとは、ポリオウイルス引き起こす感染症で、主に幼児に発症し、重症化すると手足の麻痺を残すことがある急性の疾患です。

ポリオ(Polio)は、正式名称を「急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん)」といい、ポリオウイルス(Poliovirus)の感染によって発症する感染症です。主に5歳以下の子どもが感染しやすく、「小児麻痺」とも呼ばれてきました。

感染経路は主に経口・糞口感染で、ウイルスに汚染された水や食物を介して広がります。感染者の多く(約90%以上)は症状が出ない不顕性感染か、発熱・倦怠感といった軽症で回復します。しかし一部の感染者ではウイルスが中枢神経系(脊髄の前角細胞)に到達し、急速に進行する弛緩性麻痺を引き起こします。この麻痺は非対称性で、主に足に現れることが多く、後遺症として残ることがあります。

ポリオの予防には有効なワクチンがあります。1950年代にソークワクチン(不活化ワクチン)とセービンワクチン(経口生ワクチン)が開発され、世界的な集団接種が始まりました。世界保健機関(WHO)主導の根絶キャンペーンの結果、野生株ポリオウイルスによる感染者数は劇的に減少し、現在は一部の地域を除いてほぼ根絶に近い状態となっています。

日本では定期予防接種に組み込まれており、不活化ポリオワクチンが接種されます。なお、かつてポリオに罹患して麻痺が出た患者が数十年後に筋力低下などの症状を再発する「ポストポリオ症候群」も近年注目されています。

使い方・例文

「1950〜60年代には毎年多数のポリオ患者が報告されていたが、ワクチン接種の普及により日本での感染者はほぼゼロになった」という形で、公衆衛生・感染症予防の文脈で登場します。

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