世界保健機関とは?
せかいほけんきかん
世界保健機関(WHO)とは、国連の専門機関として設立された国際機関で、世界中の人々の健康水準の向上を目的に活動しています。
世界保健機関(WHO:World Health Organization)は、1948年4月7日に国際連合の専門機関として設立された政府間国際機関です。本部はスイスのジュネーヴに置かれており、世界各地に地域事務局を持ちます。設立日の4月7日は「世界保健デー」として制定されています。
WHOの目的は、「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」であり、この理念は設立文書(WHO憲章)に明記されています。主な活動領域は以下のとおりです。
- 感染症・非感染症の調査・対策・根絶支援(天然痘撲滅、ポリオ根絶活動など)
- 国際保健規則(IHR)の策定と感染症流行の国際的監視
- 医薬品・ワクチンの安全性・有効性の評価と必須医薬品リストの作成
- 保健政策に関する加盟国への技術的支援
- 健康に関するデータ収集・統計の公表
WHOは194の加盟国・地域(2020年代時点)を有し、最高決議機関は毎年開催される世界保健総会(WHA)です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック宣言(2020年3月)でその役割が世界的に注目されました。近年は感染症対応の迅速性や加盟国間の利害調整の難しさなど、課題についての議論も続いています。
使い方・例文
「世界保健機関が新興感染症の流行に関する緊急委員会を招集した」というように、国際的な公衆衛生や保健政策のニュースで頻繁に登場します。
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