ホオアカ属とは?
ほおあかぞく
ホオアカ属とは、スズメ目ホオジロ科に属する小型鳥類のグループで、日本を含む旧北区を中心に分布するホオアカなどの近縁種をまとめた分類単位です。
ホオアカ属(学名:Emberiza の一部または Carpodacus 等、分類体系により異なる)は、スズメ目ホオジロ科(Emberizidae)に分類される小型の鳥類のグループです。代表種であるホオアカ(Emberiza fucata)は日本でも繁殖・越冬が観察されます。
ホオアカ属に含まれる鳥は全体に小柄でスマートな体型をしており、オスは頬や胸に赤褐色や栗色の鮮やかな模様を持つ種が多いのが特徴です。ホオアカの名もオスの頬が赤みを帯びることに由来しています。嘴は種子食に適した短く太いくちばしで、草地・葦原・農耕地などの開けた環境を好みます。
生態面での特徴は次のとおりです。
- 繁殖期は草地や低木の茂みに営巣し、地面近くに椀形の巣を作る
- 種子を主食とするが、繁殖期には昆虫も積極的に捕食する
- 渡り鳥として季節によって生息地が変わる種が多い
- 雄は繁殖期に特徴的なさえずりで縄張りを主張する
日本ではホオアカは北海道や本州の山地・草原で繁殖し、冬季には暖かい地方の水田地帯や葦原に移動します。バードウォッチングでは識別のしやすい外見と美しいさえずりが人気で、草地性鳥類の保全指標にもなっています。
使い方・例文
春から夏にかけて高原の草地を歩くと、電線や草の茎の先でさえずるホオアカ属の鳥に出会うことがあります。
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