ペトラとは?
ぺとら
ペトラとは、ヨルダン南部の砂漠地帯に残る古代ナバテア人の都市遺跡で、岩盤を直接刻んで造られた建造物群が世界遺産に登録されています。
ペトラ(Petra)は、ヨルダン南部の山岳砂漠地帯に位置する古代都市遺跡です。紀元前4世紀ごろからアラビア半島の交易路を支配したナバテア人が建設した都市で、最盛期には数万人が暮らしていたとされます。「バラ色の都市(Rose City)」とも呼ばれ、周囲を取り囲む赤みがかった砂岩の断崖がその名の由来です。
ペトラ最大の特徴は、岩盤を直接削り込んで造られた「岩窟建築」です。代表的な建造物として以下が挙げられます。
- アル・ハズネ(宝物殿):高さ約40メートルの精巧なファサードを持つ岩窟神殿で、ペトラの象徴的存在
- エド・ディル(修道院):山頂に位置する巨大な岩窟建造物
- シーク:ペトラへの入口となる幅数メートルの断崖の割れ目(峡谷)
- 円形劇場:ローマ時代に増改築された約3,000人収容の劇場
ペトラは1985年にUNESCO世界遺産に登録され、2007年には「世界の新七不思議」にも選出されました。映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』のロケ地としても国際的な知名度を持ちます。現在はヨルダン有数の観光地であり、遺跡の保護と観光開発のバランスが課題となっています。
使い方・例文
中東の世界遺産や古代交易路(アラビア半島のスパイスロード)を紹介する文脈で、ペトラはナバテア人の都市文明を示す代表例として必ず登場します。
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