ペガサス座51番星とは?
ぺがさすざごじゅういちばんせい
ペガサス座51番星とは、ペガサス座に位置する恒星で、1995年に太陽系外惑星(系外惑星)の存在が初めて確認された歴史的な星として知られています。
ペガサス座51番星(51 Pegasi、略称51 Peg)は、ペガサス座の方向に約50光年の距離にある、太陽に似た黄色矮星です。スペクトル型はG2〜G4型で、太陽とほぼ同じ種類の恒星です。地球から肉眼でも見える明るさを持ちます。
この星が世界的に注目されたのは、1995年にスイスの天文学者ミシェル・マイヨールとディディエ・ケローが、視線速度法(ドップラー法)を用いてこの星の周囲を公転する惑星を検出したことによります。この惑星はペガサス座51番星b(51 Pegasi b)と命名され、太陽系外の太陽に似た恒星を公転する惑星として初めて確認されたものとなりました。
ペガサス座51番星bの特徴は以下の通りです。
- 木星の約半分程度の質量を持つガス惑星
- 公転周期が約4.2日と極めて短い
- 恒星に非常に接近して公転している(「ホットジュピター」の典型例)
- 表面温度は非常に高いと推定される
この発見は系外惑星探査に革命をもたらし、マイヨールとケローは2019年にノーベル物理学賞を受賞しました。ペガサス座51番星は「ホットジュピター」という惑星分類の最初の実例として、天文学史上極めて重要な位置を占めています。
使い方・例文
「ペガサス座51番星の周りで系外惑星が発見されたことで、太陽系外にも惑星が存在することが初めて証明された」のように、系外惑星探査や天文学の歴史を語る文脈で登場します。
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