ベロニカ属とは?
べろにかぞく
オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)に属する大きな属で、世界中に分布し、穂状に青・紫・白の小花を咲かせる植物の総称です。
ベロニカ属(Veronica)は、オオバコ科(Plantaginaceae)に属する植物の属で、北半球を中心に世界各地に分布し、500種以上が知られる大きな属です。かつてはゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)に分類されていましたが、分子系統学的研究によりオオバコ科に再編されました。
ベロニカ属の共通した形態的特徴は以下の通りです。
- 花は小さく、花弁は通常4枚(上弁1枚が大きく見える)
- 花の色は青・紫・ピンク・白が多い
- 雄しべは2本のみ(ゴマノハグサ科植物に特徴的)
- 穂状または総状に多数の花を咲かせる
日本の野山にも多くの自生種があり、クワガタソウやオオイヌノフグリ(現在は独立属のVeronica属として扱われる場合もある)はベロニカ属として親しまれてきました。園芸分野では観賞価値の高い種が多数あり、ベロニカ・スピカータ(穂咲きスピード)などが宿根草として花壇に利用されます。
草丈・花色・開花時期が種によって大きく異なるため、グランドカバーから花壇の主役まで幅広い用途で活用されます。また薬用植物として民間療法で利用された種もあります。
使い方・例文
春先の道端で青紫色の小さな花を一面に咲かせる「オオイヌノフグリ」はベロニカ属の身近な例で、ガーデニングの本では穂状に咲く「スピカータ」がよく紹介されます。
この用語をシェア
最終更新: