ブレーキロータとは?
ぶれーきろーた
ブレーキロータとは、ディスクブレーキシステムでホイールとともに回転し、ブレーキパッドに挟まれることで摩擦制動力を生み出す円盤状の金属部品です。
ブレーキロータとは、ディスクブレーキ機構において車輪(ホイール)のハブに固定され、車輪と一緒に回転する円盤状の金属部品です。「ディスクロータ」「ブレーキディスク」とも呼ばれます。ブレーキキャリパー内のパッドがこのロータを両側から挟みつけることで摩擦熱を発生させ、車輪の回転を減速・停止させます。
ブレーキロータの材質は自動車・オートバイ向けは主に鋳鉄(FC材)またはステンレス鋼が使われ、自転車向けはステンレス鋼やアルミの複合素材が一般的です。高性能車ではカーボンセラミック製ロータも採用されますが、高コストで日常使いには向きません。
ロータの形状には主に以下の種類があります。
- ソリッド(無孔):シンプルで安価。軽量車や低負荷用途に向く
- ベンチレーテッド:ロータ内部に空気通路を設けた二重構造で放熱性に優れ、大型車や高負荷用途に使用される
- スリット・ドリルド:表面に溝や穴を設けてガス抜き・熱排出を促すスポーツ向け設計
自転車用ディスクロータはローター径(140mm・160mm・180mm・203mmなど)によって制動力が変わり、径が大きいほど強いブレーキ力と放熱性を得られます。使用を重ねるとロータは摩耗して薄くなり、メーカーが定める最小厚(使用限界値)を下回ったら交換が必要です。また、落車や外力による歪みが生じるとパッドとの均一な接触が損なわれ、制動時の振動や異音につながります。
使い方・例文
マウンテンバイクで急な下り坂を長時間ブレーキをかけながら走ると、ブレーキロータが高温になって「フェード(制動力低下)」が起きることがあります。ロータの径を大きくするか、ベンチレーテッドタイプに変更することで放熱性を高める対策が取られます。
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