ブレーキパッドとは?
ぶれーきぱっど
ブレーキパッドとは、自動車や自転車のディスクブレーキ式制動装置において、回転するディスクを挟み込んで摩擦で速度を落とす消耗部品のことです。
ブレーキパッドは、ディスクブレーキ方式の車両でホイールと一体に回転するブレーキディスク(ローター)を両側から挟み込み、摩擦力によって運動エネルギーを熱エネルギーへ変換することで減速・停止を実現する部品です。
構造は摩擦材(ライニング)と金属製の裏板(バックプレート)が組み合わさった形状をしており、ブレーキキャリパーに取り付けられています。運転者がブレーキペダルを踏むと油圧がキャリパーのピストンを押し出し、パッドがディスクを挟む仕組みです。
摩擦材の素材によって、以下のような種類があります。
- ノンアスベスト系(NAO):環境負荷が低く、静粛性に優れた一般向け素材
- セミメタリック:金属粉を混合し、耐熱性と制動力を高めた中・高性能向け
- カーボンセラミック:レースカーやスポーツカー向けで超高温にも耐える高級素材
ブレーキパッドは走行するたびに少しずつ削れていく消耗品であり、厚みが限界値(一般に約2〜3mm)を下回ると制動力が著しく低下し、事故につながる危険があります。多くの車両にはパッドの摩耗を音で知らせるウェアインジケーターが装備されており、定期的な点検と適切な交換が重要です。
使い方・例文
車検や定期点検の際に「ブレーキパッドの残量が少ないので交換が必要です」と整備士から指摘されることがあります。
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