ブルボン種とは?
ぶるぼんしゅ
ブルボン種とは、コーヒーの主要な品種の一つで、ティピカ種から変異したアラビカ種であり、甘みとコクのバランスに優れた高品質なコーヒーとして知られます。
ブルボン種(Bourbon)は、アラビカ系コーヒーを代表する品種の一つです。名称はインド洋に浮かぶレユニオン島(かつてブルボン島と呼ばれた)に由来しており、18世紀初頭にイエメンからこの島に移植されたコーヒーが独自に変異したものとされています。その後、19世紀にブラジルをはじめとする中南米に広まりました。
ブルボン種の主な特徴は以下の通りです。
- チェリー(コーヒーの実)が赤・黄・オレンジなど複数の色の変種がある
- 甘みとフルーティーな酸味のバランスが良く、コーヒーの風味が複雑
- ティピカ種よりも収量が多いが、病害虫に弱い
- 標高1000〜2000メートル程度の高地栽培に適している
ブルボン種は、スペシャルティコーヒーの世界で特に評価が高く、エチオピア・ルワンダ・ブラジル・エルサルバドルなどの生産地で栽培されています。特に「イエローブルボン」はブラジル産として有名で、甘みが強く風味が豊かなことで知られています。
現代のコーヒー品種の多くはブルボン種を親とする交配品種が多く、スペシャルティコーヒーの品種の歴史を語るうえで欠かせない存在です。カフェやロースターでは「ブルボン種100%」と明記して付加価値を訴求することも多く、コーヒー愛好家の間で人気の高い品種です。
使い方・例文
スペシャルティコーヒーを扱うカフェのメニューに「エルサルバドル産ブルボン種」などと記載されることがあり、甘みと酸味のバランスが良い豆として紹介されます。
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