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ブユ科とは?

ぶゆか

ブユ科とは、双翅目に属する小型の吸血性昆虫グループで、河川周辺に生息し人や動物に強い刺激をもたらします。

ブユ科(学名:Simuliidae)は、ハエ目(双翅目)に属する昆虫の一科です。一般に「ブヨ」「ブト」などとも呼ばれ、世界に2,000種以上、日本には約80種が知られています。

体長は1〜6ミリメートルほどの小型昆虫で、背中が丸く盛り上がった独特の体型が特徴です。幼虫は流れの速い清流に生息し、水中の有機物をこしとって摂食します。成虫のオスは花の蜜などを吸いますが、メスは産卵のための栄養源として哺乳類や鳥類の血液を吸血します。

ブユに刺されると強い痒みと腫れが生じるのは、唾液成分に含まれる抗凝固物質や血管拡張物質が原因です。日本では主に春から初夏にかけて山間部の渓流沿いで活動が活発になります。刺された場所は数日にわたって痒みが続き、掻きすぎると二次感染を引き起こすこともあります。

熱帯アフリカや中南米などの地域では、ブユが「河川盲目症(オンコセルカ症)」と呼ばれる寄生虫病の媒介者として知られており、失明の原因になるケースもあります。環境の指標生物としても重要で、清流の存在を示す生態的指標の一つとされています。

使い方・例文

ブユ科の昆虫は、山間部でのハイキングやキャンプ、渓流釣りの場面でよく話題になります。たとえば「川沿いを歩いていたらブユに刺されて、腕が赤く腫れてしまった」というように使われます。

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