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フロセミドとは?

ふろせみど

フロセミドとは、体内の余分な水分や塩分を尿として排出させるループ利尿薬の一種です。

フロセミド(Furosemide)は、強力な利尿作用を持つ薬剤で、ループ利尿薬分類されます。腎臓の「ヘンレのループ」と呼ばれる部位に作用し、ナトリウム塩素イオンの再吸収を阻害することで、大量の尿を排出させます。

主な適応症は以下のとおりです。

  • 心不全に伴うむくみ(浮腫)
  • 肝硬変による腹水
  • 腎臓病(ネフローゼ症候群など)に伴う浮腫
  • 高血圧の治療(補助的に)
  • 高カルシウム血症の緊急治療
フロセミドは経口薬と注射薬の両方が存在し、緊急時には静脈注射で速やかに効果を発揮するため、入院治療でも広く使われています。

一方で、強力な利尿作用ゆえに注意すべき副作用もあります。大量の尿とともにカリウムや電解質も失われるため、低カリウム血症を引き起こす可能性があります。そのため服用中はカリウムの摂取やこまめな血液検査が必要です。また脱水・血圧低下・聴覚障害(大量・急速投与時)なども報告されています。

フロセミドは1960年代から使用されている歴史ある薬で、世界保健機関(WHO)の必須医薬品リストにも掲載されており、現代医療において欠かせない薬剤の一つです。

使い方・例文

心不全で入院した患者が足のむくみを訴えた際、医師がフロセミドの点滴を指示し、余分な水分を排出させるケースはよく見られます。

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