フォーマルハウトとは?
ふぉーまるはうと
フォーマルハウトとは、みなみのうお座の1等星で、秋の南の低空に輝く明るい恒星であり、塵の円盤を持つことで有名です。
フォーマルハウト(Fomalhaut)は、みなみのうお座のα星(アルファ星)で、視等級約1.16等の明るい恒星です。地球からの距離はおよそ25光年で、太陽系から比較的近い恒星の一つです。アラビア語で「南の魚の口」を意味し、その名のとおりみなみのうお座の「口」にあたる位置に相当します。
フォーマルハウトは天文学的に特に有名で、塵とガスからなる明瞭な環状ディスク(デブリ円盤)が可視光でも観測されたことで知られています。このデブリ円盤は原始惑星系円盤の成れの果てであり、惑星形成の証拠として注目を集めました。2008年にはハッブル宇宙望遠鏡によって円盤内の天体が惑星候補(フォーマルハウトb)として報告され、可視光での直接撮影という点で歴史的な発見とされましたが、その後の研究でその天体の性質については議論が続いています。
日本ではフォーマルハウトは秋の南天低空に輝くため「秋の一つ星」とも呼ばれ、周囲に明るい星が少ない中で際立って見えます。恒星の表面温度は約8,500Kで青白い色をしており、太陽よりも明るく若い星です。
使い方・例文
フォーマルハウトは天文ファンの間では「秋の南空に孤独に輝く一等星」「惑星系の直接撮影で話題になった星」として紹介されることが多く、惑星形成や系外惑星探索の話題で登場します。
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