ピルクローとは?
ぴるくろー
ピルクローとは、段落の区切りや書式記号を示すために使われる「¶」という記号の名称で、段落記号とも呼ばれます。
ピルクロー(Pilcrow)とは、「¶」という記号の正式名称です。段落記号(だんらくきごう)や段落マークとも呼ばれます。Unicodeでは U+00B6 として定義されています。外見は「P」の鏡文字に縦棒が2本付いたような形をしており、この形は中世のヨーロッパで写本に使われた段落の区切り記号が変化したものとされています。
ピルクローは主に以下の場面で使用されます。
- ワープロソフト・文書編集:Microsoft Wordなどで「書式記号の表示」をオンにすると、改行や段落の終わりの位置に¶が表示される
- 法律・出版:条文や書籍の段落番号を参照するための注記記号として使われる
- 校正・編集作業:原稿の段落区切りを示す校正記号として用いられる
- 印刷・組版:段落の始まりや区切りを明示する書体記号として古くから使われてきた
歴史的には、中世の写本においてラテン語の「capitulum(章)」の頭文字Cが変形したものがピルクローの起源とされています。当初は赤や青で書かれた目立つ記号として段落や節の冒頭に使われていましたが、印刷技術の普及に伴い現在の用途へと変化しました。
現代では主に文書作成ソフトや出版・校正の分野で使われる記号ですが、日常的な文書では目立たない存在です。
使い方・例文
「Wordで書式記号を表示すると、段落の終わりにピルクロー(¶)が現れます」のように、文書編集ソフトや印刷・校正の場面でその名称が登場します。
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