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ヒラメ筋とは?

ひらめきん

ヒラメ筋とは、ふくらはぎの深部に位置するヒラメ形の筋肉で、足首を底屈させる(つま先を下げる)働きを持つ重要な筋肉です。

ヒラメ筋(soleus)は、下腿(ふくらはぎ)の後面深部に位置する筋肉で、その形がヒラメ(魚)に似ていることからこの名がつきました。表層の腓腹筋とともに下腿三頭筋を形成し、両者はアキレス腱に合流し踵骨(かかと)に付着します。

ヒラメ筋の主な特徴は以下の通りです。

  • 腓骨と脛骨の後面から起始する単関節筋(膝をまたがない)
  • 遅筋繊維(タイプⅠ線維)が豊富で、持久力に優れた筋肉
  • 膝の角度に関わらず足首の底屈力を発揮できる
  • 立位姿勢の維持に継続的に使われる「抗重力筋」の一つ

腓腹筋が速い動作(ジャンプなど)を得意とするのに対し、ヒラメ筋は長時間の立位保持や歩行時の地道な推進力に貢献します。血液を心臓へ押し戻す「第二の心臓」としてのポンプ機能も担っており、下肢の血行促進にも関与しています。

スポーツトレーニングでは、膝を曲げた状態でのカーフレイズ(踵の上げ下ろし)がヒラメ筋に特化した有効な鍛え方とされています。アキレス腱炎やふくらはぎの肉離れにも関係が深い筋肉です。

使い方・例文

長時間立ちっぱなしの仕事をする人がふくらはぎに疲労感を覚えるとき、その多くはヒラメ筋が使われ続けているためです。スポーツ医学やリハビリの場面では、アキレス腱のケアと合わせてヒラメ筋のストレッチが処方されます。

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