踵骨とは?
しょうこつ
踵骨とは、足の踵(かかと)を形成する骨で、体重を支える足根骨の中で最も大きな骨です。
踵骨(しょうこつ、Calcaneus)は、足首から足の裏にかけて存在する足根骨の一部であり、かかとの骨として知られています。成人の足根骨は7種類ありますが、踵骨はそのなかで最も大きく、直立二足歩行を行う人間にとって体重を支える重要な基盤となっています。
- 体重支持:立位や歩行時に体重の約60〜70%を受け止める
- アキレス腱の付着部:踵骨隆起にふくらはぎの強力なアキレス腱が付着し、蹴り出し動作を可能にする
- 足底筋膜の起始部:踵骨底面から足底筋膜(足裏の繊維組織)が伸びアーチを形成する
- 距骨との関節:上方で距骨と関節(距骨下関節)を形成し、足首の内外反を担う
踵骨に関連するよく知られた疾患として「踵骨骨折」があります。高所からの転落など強い衝撃で骨折しやすく、治療が難しい骨折のひとつです。また「踵骨棘(しょうこつきょく)」と呼ばれる骨の出っ張りが形成されると、足底筋膜炎を引き起こし、朝の歩き始めに強い痛みが生じることがあります。
使い方・例文
スポーツ障害や足のトラブルを説明する場面で登場します。「ランニングを続けていると踵骨への繰り返しの衝撃が足底筋膜炎を引き起こし、かかとの痛みで走れなくなることがあります」のように使われます。
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