距骨とは?
きょこつ
距骨とは、足首の関節を構成する骨のひとつで、脛骨・腓骨・踵骨と連結し体重を支える重要な役割を担います。
距骨(きょこつ、英:talus)は、足首(足関節)を構成する跗骨(ふこつ)のひとつで、足の中ほどに位置する骨です。上方では脛骨(けいこつ)・腓骨(ひこつ)と接して足関節を形成し、下方では踵骨(しょうこつ=かかとの骨)と距骨下関節を形成します。前方では舟状骨(しゅうじょうこつ)とも連結しており、足首の複雑な動きを支える要所となっています。
距骨の大きな特徴のひとつは、筋肉が直接付着していない骨であることです。そのため距骨の動きは周囲の靭帯と関節の構造によって制御されており、靭帯の損傷(足関節捻挫など)が距骨の安定性に直接影響します。
距骨に関連する主な医学的トピックは次の通りです。
- 距骨骨折:交通事故や高所からの落下などで強い力がかかると骨折することがあります。血管の供給が少ないため、骨壊死のリスクが高い骨のひとつです。
- 足関節捻挫:足首を内側にひねった際に距腓前靭帯などが損傷し、距骨の安定性が失われます。
- 距骨傾斜:捻挫後の靭帯弛緩により距骨が傾く状態で、慢性的な足首不安定の原因となります。
距骨は体重の全荷重を脚から足へ伝える重要な役割を担っているため、スポーツや日常動作において正常な機能を維持することが非常に大切です。
使い方・例文
足首の捻挫やスポーツ外傷の診断でレントゲンを撮った際に、「距骨に異常はない」という説明を受けることがあります。
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