本文へスキップ

踵骨骨折とは?

しょうこつこっせつ

踵骨骨折とは、かかとの骨(踵骨)が骨折した状態で、高所からの転落など強い衝撃によって起こることが多い外傷です。

踵骨骨折(しょうこつこっせつ)とは、足の後部にある最大の骨である踵骨(かかとの骨)が骨折した状態を指します。高所からの転落や交通事故など、足底に強い圧縮力がかかった際に発生することがほとんどで、足の外傷の中でも治療が難しく後遺症が残りやすい骨折のひとつです。

踵骨は体重を支える上で重要な役割を担っており、内部は海綿骨で構成されているため、強い衝撃を受けると複数のピース状に粉砕されることがあります(粉砕骨折)。主な症状と特徴は以下の通りです。

  • かかとの強い痛みと腫れ、皮下出血(内出血)
  • 立つことや歩くことが困難になる
  • 距骨下関節(踵骨と距骨の関節)を損傷する関節内骨折が多い
  • 両側同時骨折や脊椎骨折との合併が起こりやすい

治療方針は骨折の程度によって異なります。転位(ずれ)が少ない場合はギプスによる保存療法が選択されますが、関節内骨折で転位が大きい場合はプレートやスクリューを用いた手術療法(観血的整復固定術)が行われます。

治癒後も距骨下関節の痛みや歩行障害が残ることがあり、長期的なリハビリが必要となるケースも少なくありません。労働災害や高所作業に従事する人々において特に発生しやすい外傷です。

使い方・例文

建設現場で足場から転落した際に両かかとに激しい痛みが生じた場合、踵骨骨折が強く疑われ、X線やCT撮影による詳細な評価と専門医による治療が必要となります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語