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ヒラメ科とは?

ひらめか

ヒラメ科は、体が左右に平たく、両目が体の左側に集まった底生魚の一群で、高級食用魚のヒラメを含みます。

ヒラメ科(学名:Paralichthyidae)は、条鰭綱カレイ目に属する底生魚の一科で、ヒラメをはじめとする有眼側が左側に位置する魚を含みます。カレイ科と同じく体が著しく平たい「体側扁」の形態をもちますが、カレイが両目を体の右側にもつのに対し、ヒラメ科の多くは左側に両目があります(「左ヒラメに右カレイ」という語呂合わせが有名)。

孵化直後の稚魚は左右対称一般的な魚の形をしていますが、成長とともに体が倒れ、片方の目が徐々に反対側へ移動する「変態」を経験します。この過程はフラウンダーと呼ばれ、脊椎動物の発生学においても興味深い事例とされています。

成魚は砂泥底に潜んで体色を背景に合わせ、通りかかった魚やイカ、甲殻類を素早く捕食する待ち伏せ型の肉食性をもちます。体の有眼側(上面)は環境に合わせた保護色を発揮し、無眼側(下面)は白色をしています。

日本近海ではヒラメ(Paralichthys olivaceus)が代表種で、北海道から九州にかけての沿岸砂泥底に広く分布します。刺身(薄造り)・煮付け・唐揚げなど高級食材として珍重され、水産養殖でも重要な対象種です。縁側(背鰭・臀鰭付近の筋肉)はとくに美味とされます。

使い方・例文

ヒラメ科のヒラメは回転寿司でも人気のネタで、薄造りの刺身が高級和食店の定番です。「左ヒラメ右カレイ」という覚え方で、カレイとの区別を説明されることが多いです。

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