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パーセクとは?

ぱーせく

パーセクとは、天文学で用いられる距離の単位で、約3.26光年(約30兆8600億キロメートル)に相当します。

パーセク(Parsec、記号:pc)は、天文学宇宙物理学で主に用いられる距離の単位です。1パーセクは、年周視差が1秒角(1/3600度)となる距離として定義され、具体的には約3.26光年、あるいは約3.086×10の13乗キロメートルに相当します。

「パーセク」という名称は「パラレックス(視差)」と「アーク秒(秒角)」を組み合わせた造語です。地球が太陽の周りを公転するため、比較的近い恒星は半年ごとに地球の位置が変わることで見かけ上の位置が少しずれます。この見かけ上のずれ(年周視差)が1秒角に対応する距離が1パーセクです。

天文学ではスケールに応じて次のような単位が使われます。

  • パーセク(pc)—近傍の恒星間の距離
  • キロパーセク(kpc)—銀河内の構造や近傍銀河との距離
  • メガパーセク(Mpc)—銀河団や宇宙の大規模構造
  • ギガパーセク(Gpc)—観測可能な宇宙の大きさ

例えば太陽系に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリまでの距離は約1.3パーセクです。銀河系(天の川銀河)の直径は約30キロパーセク程度とされます。光年が光の速さを基準にした直感的な単位であるのに対し、パーセクは観測手法(視差測定)に直結した実用的な単位として天文学者に広く使われています。

使い方・例文

「天文学の論文では星までの距離を光年ではなくパーセクで表記することが多く、たとえば『100メガパーセク先の銀河』のように使われる。」

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