パンケーキリクガメとは?
ぱんけーきりくがめ
パンケーキリクガメとは、甲羅が薄く平らに変形したアフリカ東部原産の小型リクガメで、岩の隙間に逃げ込む特殊な習性を持ちます。
パンケーキリクガメ(学名:Malacochersus tornieri)はリクガメ科に属するカメで、ケニア・タンザニアの岩山地帯に生息します。学名のMalacochersusは「柔らかい甲羅」を意味し、その名の通り甲羅が平たく柔軟性があることが最大の特徴です。英名のPancake Tortoiseはその扁平な外見がパンケーキに似ていることから名付けられました。
甲長は成体で15〜18センチメートル程度と小型で、甲羅の高さは3センチメートル前後しかありません。甲羅の骨格には窓状の穴が開いており、他のリクガメと比べて非常に軽量です。この構造のおかげで動きが俊敏で、岩の隙間に素早く滑り込むことができます。天敵に追われると素早く岩の割れ目に入り込み、四肢を踏ん張って岩に食い込むように体を固定します。
生態的な特徴は以下の通りです。
- 乾燥した岩山(コッピー)のある草原・低木林に生息
- 植物の葉・草・花・果実などを食べる草食性
- 単独ではなく少数のグループで生活することがある
- 一度に1個の卵を産む(年に複数回産卵する)
希少性が高くワシントン条約(CITES)付属書IIに掲載されており、国際取引には許可が必要です。爬虫類ファンの間では人気が高く、日本でも飼育されていますが、輸出規制が厳しいため入手は容易ではありません。その独特の外見と習性から、リクガメの中でも異彩を放つ存在です。
使い方・例文
パンケーキリクガメはリクガメのイメージとは大きく異なり、薄くて素早い動きができます。爬虫類専門ショップや動物園の展示で見かけることがあり、その扁平な甲羅を見ると他のリクガメとの違いに驚かされます。
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