バルブ撮影とは?
ばるぶさつえい
カメラのシャッターを手動で開放したまま任意の時間だけ露光し続ける撮影技法で、夜景や星空など長時間露光が必要な被写体に使われます。
バルブ撮影(バルブモード、英語では「Bulb」)とは、シャッターボタンを押している間だけシャッターが開き続け、指を離すと閉じる撮影モードのことです。通常のシャッタースピード設定では対応できない数秒〜数時間以上の長時間露光を自由にコントロールするために使われます。
「バルブ」という名称は、初期のカメラで空気圧式ゴムバルブを握ることでシャッターを操作していた仕組みに由来します。現代のカメラではシャッターボタンを直接押し続けるか、リモートシャッターレリーズを使います。
バルブ撮影が活躍する主な場面は次のとおりです。
- 星空・星の軌跡(スタートレイル)の撮影
- 夜景や花火の長時間露光
- 光跡(車のライトなど)の撮影
- 雷など瞬間を逃さない天体・気象現象
撮影時は三脚が必須で、カメラブレを防ぐためにリモートシャッターレリーズを使用するのが基本です。また長時間の露光ではノイズが乗りやすいため、カメラのノイズリダクション機能や低感度ISO設定との組み合わせが推奨されます。写真表現の幅を大きく広げる技法として、初心者から上級者まで広く活用されています。
使い方・例文
深夜に三脚を立て、バルブ撮影で30分間シャッターを開放し続けると、星が弧を描くスタートレイル写真を撮影できます。
この用語をシェア
最終更新: