モードとは?
もーど
モードとは、音楽における旋律の音の並びを規定する音階の様式のことで、また一般的には「様式・方法・状態」を意味する語です。
モード(mode)は、文脈によって複数の意味を持つ語ですが、芸術・文化の分野では特に音楽理論における旋法(せんぽう)を指すことが多い概念です。
音楽におけるモードとは、一定の音程関係によって構成される音の並び(音階)の様式を指します。代表的なのは教会旋法(グレゴリオ旋法)と呼ばれる中世ヨーロッパで使われた旋法群で、ドリア・フリギア・リディア・ミクソリディア・エオリア・ロクリア・イオニアの7種類があります。現代の長調(メジャースケール)はイオニア旋法に、短調(マイナースケール)はエオリア旋法にそれぞれ対応します。
モードが現代音楽で注目を集めるようになったのは、20世紀のジャズや現代音楽においてです。
- マイルス・デイヴィスのアルバム「カインド・オブ・ブルー」(1959年)はモーダルジャズの代表作として知られる
- クラシック音楽ではドビュッシーやラヴェルがモードを活用した
- 現代のポップスやロックでも独特の雰囲気を出すためにモードが活用されることがある
一般用語としての「モード」は「状態・様式・設定」を意味し、デジタル機器の動作モード(節電モード・スリープモードなど)やファッションにおける流行の様式(モードファッション)にも使われます。どの文脈で使われているかによって意味が大きく異なるため、文脈の確認が重要です。
使い方・例文
ギターやピアノの演奏でドリアンモードやリディアンモードを使うと、通常の長調・短調とは異なる独特の響きが生まれ、ジャズやプログレッシブロックで多用されます。
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