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バブル星雲とは?

ばぶるせいうん

バブル星雲とは、カシオペヤ座に位置する、高温の巨星が放出した強烈な恒星風によって形成された泡状の輝線星雲です。

バブル星雲NGC 7635)は、カシオペヤ座の方向に約7,100〜11,000光年の距離に位置する輝線星雲で、その名のとおり泡(バブル)のような球形の外観が特徴です。ハッブル宇宙望遠鏡の画像などで広く知られ、宇宙の美しい天体写真のひとつとして人気を博しています。

この「泡」は、中心に位置するSAO 20575という高温の大質量星(O型星)が放出する強烈な恒星風と紫外線放射によって、周囲のガスが吹き飛ばされて形成されたものです。中心星は太陽の10〜40倍以上の質量を持ち、その激しいエネルギー放射が周囲の星間ガスを電離・発光させています。

泡の直径はおよそ7〜10光年にも及び、膨張を続けています。泡の縁は電離ガスが輝くHII領域を形成しており、可視光・赤外線・電波など様々な波長で観測されています。周囲には泡の外側に分子雲が分布しており、新しい星が生まれつつある領域も含まれると考えられています。

バブル星雲は、大質量星が周囲の星間環境に与える影響を研究するうえで重要な観測対象であり、恒星の進化と星間物質の相互作用を理解するための手がかりを提供しています。

使い方・例文

天体観測や宇宙の解説記事で「恒星風が作り出す泡状の星雲」の代表例として紹介されます。アマチュア天文家の写真撮影対象としても人気があります。

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