NGCとは?
えぬじーしー
NGCとは、19世紀に編纂された「新総合カタログ」の略称で、銀河・星雲・星団などの天体を番号で管理する天文学の基本カタログです。
NGC(New General Catalogue、新総合カタログ)とは、銀河・星雲・星団などの系外天体や散光星雲を収録した天文学の標準的なカタログです。1888年にアイルランドの天文学者ジョン・ルイス・エミール・ドライヤーによって編纂・刊行されました。
NGCはウィリアム・ハーシェルらが作成した旧カタログを大幅に拡充したもので、約7,840天体を収録しています。その後、1895年と1908年に「追補インデックスカタログ(IC)」が刊行され、さらに多くの天体が加えられました。
各天体には「NGC 番号」が付与されており、たとえばNGC 224はアンドロメダ銀河、NGC 1952はかに星雲を指します。アマチュア天文家から専門家まで広く使われており、望遠鏡での観測対象を指定する際に日常的に用いられます。
現代では「改訂新総合カタログ(RNGC)」や「最新NGC/ICカタログ」など改訂版も存在し、デジタルデータベースとして整備されています。NGCは天体の共通言語として、観測・研究・一般向け解説のいずれにおいても欠かせない存在です。
使い方・例文
天文雑誌や観望会で「NGC 6992(東ベールかみのけ座の網状星雲)を見よう」と案内されるように、観測対象の特定に使われます。
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