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バナジナイトとは?

ばなじないと

バナジナイトとは、鮮やかな赤〜橙赤色の六角柱結晶が特徴のバナジン酸鉛鉱物で、コレクター人気の高い希少鉱物です。

バナジナイト(バナジン鉛鉱)は化学式Pb₅(VO₄)₃Clで表されるバナジン酸塩鉱物で、六方晶系のアパタイトグループに属します。鮮やかな赤〜橙赤色、時に黄橙色を示す六角柱状の結晶が特徴的で、標本コレクターの間で高い人気を誇ります。

鉛とバナジウムを主成分とし、鉛鉱床の酸化帯(風化帯)で二次的に生成されます。同様の環境でミメタイトやピロモルファイトとも共生することが多いです。

主な特性は以下の通りです。

  • モース硬度:2.5〜3(非常に柔らかい)
  • 比重:6.88(鉛を含むため非常に重い)
  • 光沢:金剛光沢〜油脂光沢
  • 劈開:なし
  • 色:赤、橙赤、黄橙、時に茶褐色

世界的な産地としてはモロッコ(ミブラデン鉱山)が最も有名で、美しい完全な結晶群が多産します。その他、アリゾナ州(アメリカ)、ナミビア、ザンビア、オーストラリアなどでも産出されます。鉛化合物であるため標本取扱い後は手洗いが推奨されますが、標本として観察する分には問題ありません。バナジウムの鉱石鉱物としても工業的に重要です。

使い方・例文

バナジナイトの標本はその鮮烈な赤色と整った六角柱結晶の美しさから、ミネラルショーでも人気の高い展示品であり、「赤系鉱物の代表格」として鉱物コレクターに親しまれています。

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