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アパタイトとは?

あぱたいと

アパタイトとは、リン酸カルシウムを主成分とする鉱物で、青や緑など多彩な色を持ち、歯や骨の主成分でもある身近な物質です。

アパタイト(燐灰石)は、化学式Ca5(PO4)3(F,Cl,OH)で表されるリン酸カルシウム鉱物の総称です。フッ素アパタイト・塩素アパタイト・水酸アパタイトなど種類があり、六方晶系に属する柱状の結晶が一般的です。

名前はギリシャ語の「だます」を意味する言葉に由来し、他の鉱物と似た外見を持ち混同されやすかったことからこの名が付いたといわれています。色は無色・青・緑・黄・紫・ピンクなど多彩で、産地によって個性的な色合いを示します。特にネオン・ブルーやネオン・グリーンに輝くパライバ産のアパタイトや、マダガスカル産の鮮やかな青色のものは宝石として高い人気を誇ります。

硬度はモース硬度5で、硬度スケールの基準鉱物のひとつとして有名です。比較的柔らかいため宝飾品として扱う際は保護に注意が必要です。

生体分野では水酸アパタイトが歯のエナメル質や骨の主要構成成分であることが知られており、医療・歯科素材としても重要な物質です。農業では岩石リン鉱石(リン灰石)として肥料の原料に使われ、資源としても重要です。宝石・学術・産業の各分野にまたがる多彩な存在感を持つ鉱物です。

使い方・例文

「アパタイトは歯を守るエナメル質の主成分で、フッ素がフッ素アパタイトを形成して虫歯への抵抗力を高める」という説明が、歯科や健康に関する文脈でよく登場します。

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