ミメタイトとは?
みめたいと
鉛を主成分とする鉱物で、六角柱状の結晶が美しく、鉱物コレクターに人気の希少な鉱石です。
ミメタイト(Mimetite)は、化学式 Pb₅(AsO₄)₃Cl で表される鉛ヒ酸塩鉱物です。アパタイト族に属し、同族のピロモルファイト(リン鉛鉱)やバナジナイト(バナジン鉛鉱)と結晶構造が似ていることから、ギリシャ語で「模倣する者」を意味する言葉を語源として名付けられました。
ミメタイトは主に鉛鉱床の酸化帯(地表近くで風化・酸化が進んだ部分)に形成される二次鉱物です。六角柱状または樽形の結晶が集まった形で産出することが多く、その外観が美しいため鉱物愛好家の間で高い人気を誇ります。色は黄色・橙黄色・褐色のものが多く、まれに無色や緑色のものも見られます。
世界的な産地としては、メキシコのドゥランゴ州、ナミビア、モロッコ、ドイツなどが知られており、品質の高い標本が産出されます。鉱物学的には亜砒酸・鉛を含むため毒性があり、標本の取り扱いには注意が必要です。
ミメタイトは宝石や工業材料としての用途はほとんどなく、もっぱら鉱物標本・コレクションの対象として重宝されています。その鮮やかな色と独特の結晶形から、鉱物展示会などで注目を集める存在です。
使い方・例文
鉱物展や地質博物館の展示品として紹介される場面や、鉱物コレクターが標本を紹介するブログ・SNSの投稿などで登場します。
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