ノロウイルスとは?
のろういるす
ノロウイルスとは、激しい嘔吐と下痢を引き起こす感染性胃腸炎の主な原因ウイルスで、少量でも感染し冬季に流行しやすい病原体です。
ノロウイルスは、カリシウイルス科に属する小型の一本鎖RNAウイルスで、感染性胃腸炎・食中毒の原因として世界中で知られています。わずか10〜100個程度という極めて少ない量でも感染が成立するため、感染力が非常に強いのが特徴です。
主な感染経路は次のとおりです。
- 感染者の嘔吐物・便による接触感染や飛沫感染
- ノロウイルスに汚染された二枚貝(カキなど)の生食
- 汚染された食品・水の摂取
- ドアノブや手すりなど物品を介した間接接触
潜伏期間は24〜48時間程度で、発症すると突然の激しい嘔吐・下痢・腹痛が現れ、発熱を伴うこともあります。症状は通常1〜3日で回復しますが、乳幼児や高齢者は脱水症状に注意が必要です。
ノロウイルスはアルコール消毒に対して抵抗性があるため、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒と、十分な加熱調理(85〜90℃で90秒以上)が予防の基本とされています。また、石けんを使った丁寧な手洗いが感染拡大の防止に重要です。
使い方・例文
冬に学校や施設で集団食中毒が報告されるとき、また飲食店でカキを食べた後に嘔吐・下痢が起きたときに「ノロウイルスの可能性」として話題になります。
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