ナポレオンフィッシュとは?
なぽれおんふぃっしゅ
ナポレオンフィッシュとは、インド洋・太平洋のサンゴ礁に生息するベラ科の大型海水魚で、額の隆起がナポレオンの帽子に似ていることからこの名がつきました。
ナポレオンフィッシュ(学名:Cheilinus undulatus)は、スズキ目ベラ科に属する世界最大級のサンゴ礁魚で、「メガネモチノウオ」とも呼ばれます。体長は最大で2メートルを超え、体重は180キログラムに達する個体も記録されており、サンゴ礁に生息する硬骨魚類のなかでは際立って大型です。
名前の由来は、成魚の額に発達する大きなこぶ状の隆起(ヒュームプ)がナポレオン・ボナパルトが着用した帽子(バイコーン帽)に似ていることからきています。体色は成長段階や雌雄で異なり、成魚のオスは青緑色を基調に網目模様が入った美しい体色を持ちます。
分布域はインド洋から太平洋西部にかけての熱帯・亜熱帯のサンゴ礁で、日本では沖縄周辺の海域に生息しています。食性は肉食性で、ウニや貝類、甲殻類などを頑丈なくちばし状の歯で噛み砕いて食べます。
観光ダイビングの人気者として知られる一方、東南アジアや中国などでは高級食材として需要が高く、乱獲による個体数の減少が深刻です。現在はIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種(EN)に指定されており、国際的な取引規制の対象となっています。
使い方・例文
「沖縄や東南アジアでダイビングをするとナポレオンフィッシュに遭遇することがある」のように、スキューバダイビングや水族館の展示魚として話題にのぼる魚です。
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