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ナガシンクイムシ科とは?

ながしんくいむしか

ナガシンクイムシ科とは、乾燥した木材や植物製品の内部を食い荒らす小型甲虫の仲間が属する分類群です。

ナガシンクイムシ科(学名:Bostrichidae)は、甲虫目(コウチュウ目)に属する昆虫の科です。「ナガシンクイ」の名のとおり、木材・穀類・乾燥植物製品などを穿孔(せんこう)しながら内部で発育する習性をもちます。

成虫の体型は細長い円筒形で、体長は数ミリから数セン程度のものまで多様です。頭部は前胸部の下に隠れるように下向きになっており、上から見ると頭が見えにくい独特の形態をしています。成虫・幼虫ともに木材に穴を開けて生活し、木の内部の組織や澱粉を栄養源とします。

ナガシンクイムシ科の昆虫は、農業・林業・建築分野における重要な害虫として知られています。具体的な被害としては次のようなものがあります。

  • 建築材・家具・木工品への穿孔被害
  • 貯蔵穀物(トウモロコシ・豆類など)の食害
  • 輸入木材を通じた国外への侵入(検疫上の問題)
  • 果樹や弱った樹木への加害

世界では700種以上が知られており、熱帯・亜熱帯域に多く分布しています。木材の乾燥処理や燻蒸処理が防除の基本となります。

使い方・例文

木材の検疫検査や古い家具に小さな丸い穴を発見した際に、ナガシンクイムシ科の害虫被害として話題になることがあります。

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