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ドミナントとは?

どみなんと

ドミナントとは、西洋音楽の調において主音から5度上の音(第5音)、およびその音を根音とする和音のことです。

ドミナント(dominant)は、西洋音楽機能和声において最も重要な概念の一つです。ある調の音階の第5音(属音)、およびその音を根音とする和音(属和音)を指します。ハ長調ではソ(G)がドミナントに当たり、そこから作られるGメジャー(G-B-D)やG7(G-B-D-F)がドミナントコードです。

ドミナントは三つの基本機能(トニック・サブドミナント・ドミナント)の一角を担います。

  • トニック(T):調の中心・安定
  • サブドミナント(S):中間的な緊張
  • ドミナント(D):最大の緊張・トニックへの強い解決傾向

ドミナントセブンスコード(属七和音)はドミナントコードに短7度を加えたもので、最上音と最下音が増4度(三全音)の緊張関係にあるため、トニックへ「解決したい」という引力が特に強くなります。この「ドミナント→トニック(G7→C)」という進行はほぼすべての西洋音楽の基礎となっており、終止形(カデンツ)の代表的な形です。

ジャズでは二次ドミナント(セカンダリードミナント)や裏コード(トライトーンサブスティチューション)など、ドミナント機能を応用した高度なハーモニーが発展しています。「ドミナントモーション」という言葉はコードが5度下(または4度上)に進む動きを指し、音楽に推進力を生みます。

使い方・例文

曲が終わる直前に緊張感を高めるコードが来てから最後のコードで落ち着く——その緊張感を持つコードがドミナントで、最後の安定がトニックへの解決です。

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