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属音とは?

ぞくおん

属音とは、西洋音楽音階において主音から数えて5番目の音のことで、調性を安定させる上で中心的な役割を果たします。

属音(ぞくおん)とは、西洋音楽調性体系において、主音(第1音)から数えて5番目の音のことです。英語では「Dominant(ドミナント)」と呼ばれ、主音に次ぐ重要な音として位置づけられています。

長調(Cメジャー)を例にとると、主音がC(ド)であるのに対し、属音はG(ソ)になります。属音はその音だけでなく、属音を根音とする和音(G・B・D)属七の和音(G7として特に重要です。これらの和音は強い緊張感(不安定感)を生み出し、主和音へ解決するときに聴き手に「終止感」や「落ち着き」を与えます。

調性音楽の基本的な和声進行である「トニック→ドミナント→トニック(T-D-T)」は、この属音の機能を核としています。クラシック音楽からポピュラー音楽まで、あらゆる西洋音楽のジャンルでこの進行が使われており、楽曲の緊張と弛緩のダイナミクスを生み出す源泉となっています。

また、転調(キーチェンジ)の際にも属音・属和音は重要な役割を担い、滑らかに別の調へ移行するための橋渡しとして用いられます。音楽理論の基礎を理解する上で欠かせない概念です。

使い方・例文

ハ長調の曲で「ソ」の音や「G7」の和音が鳴ると次に「ド」の和音(主和音)に解決したくなる感覚が属音・属和音の働きによるものです。

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