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デメニギス科とは?

でめにぎすか

デメニギス科は、透明な頭部に筒状の眼をもつ深海魚の一群で、その奇妙な外見が深海生物の象徴として知られます。

デメニギス科(学名:Opisthoproctidae)は、条鰭綱サケ目に属する深海魚の一科で、「バレルアイ」や「スピーフィッシュ」とも呼ばれます。最大特徴は、頭部が透明な膜(透明な軟骨に覆われた外皮)に包まれており、その中に筒状の大きな眼が収まっている点です。

デメニギスの眼は通常、上向きに向いており、頭上から差し込む微弱な光や、上方を泳ぐ生物のシルエットを捉えることに特化しています。眼内には大量の光受容細胞が詰まっており、深海の極めて暗い環境でもわずかな光を感知できます。透明なドーム状の頭部はゼラチン質の液体で満たされており、眼球を保護すると同時に、眼を自在に回転させることも可能とされています。

主に水深200〜1,000メートルの中深層に生息し、体長は種によって数センチから十数センチ程度の小型の魚です。クラゲや小型甲殻類、ゾウクラゲの内部に潜むなど、ユニークな生態も報告されています。

世界に約6属12種ほどが知られており、太平洋・大西洋・インド洋の熱帯から亜熱帯海域の深海に分布します。食用にはならず、深海調査によって徐々に生態が明らかになってきているグループです。透明な頭をもつ外見が話題となり、深海探査の映像でよく取り上げられます。

使い方・例文

デメニギス科のデメニギス(Macropinna microstoma)は、透明なドーム状の頭の中に緑色に光る筒眼をもつ姿が深海探査映像でたびたび話題になります。

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