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デメニギスとは?

でめにぎす

デメニギスとは、深海に生息する奇妙な魚で、頭部が透明なドーム状の組織に覆われており、内部に筒状の望遠鏡型の目を持つことで知られる深海魚です。

デメニギス(出目似鱚)は、ニギス目デメニギス科(Opisthoproctidae)に属する深海魚で、学名はMacropinna microstomaです。太平洋の深海(水深200〜1,000メートル付近)に生息しており、体長は通常15センチメートル程度です。

最大特徴は、頭部全体を覆う透明な流動性のゼラチン質のドームです。このドームの内部に、緑色に輝く円筒形の目玉が収まっており、真上を向いたり、前方を向いたりと可動します。長らく「常に上を向いている」と考えられていましたが、研究によって前方にも向けられることが判明しました。

デメニギスの生態と特徴は以下のとおりです。

  • 視覚の仕組み:管状の目は光を集める能力が高く、わずかな光でも獲物を視認できる深海適応の結果
  • 透明なドーム:クラゲなどの刺胞動物の触手から目を保護する役割があると考えられている
  • 食性:クラゲや小型の甲殻類などを捕食する
  • 研究の難しさ:引き上げる際に水圧変化でドームが失われてしまうため、長らく本来の姿が不明だった

モントレー湾水族館研究所(MBARI)が水中カメラでその生きた姿を記録・公開したことで世界的に話題となり、深海生物の不思議さを伝える代表的な存在として科学メディアで広く紹介されています。

使い方・例文

深海探査の映像でデメニギスが紹介されると、透明な頭の中でゆっくり動く緑色の目がひときわ目を引き、その奇妙な外見に世界中の人々が驚いた。

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