テペナードとは?
てぺなーど
テペナードとは、南フランス発祥のオリーブ・ケッパー・アンチョビを主体にオリーブオイルでペースト状にした塩味の濃いスプレッドです。
テペナード(Tapenade)は、フランス南部プロヴァンス地方を代表する伝統的な料理のひとつであり、主にブラックオリーブやグリーンオリーブにケッパー・アンチョビ・オリーブオイルを合わせてペースト状に仕上げたものである。「テペナード」という名称はプロヴァンス語でケッパーを意味する「tapeno」に由来するとされる。
テペナードの基本材料は以下の通りである。
- オリーブ(黒または緑):コクと濃厚な旨みの主役
- ケッパー(酢漬けの花蕾):塩気と酸味のアクセント
- アンチョビ(塩漬けの小魚):深いうまみを加える
- オリーブオイル:全体をなめらかにつなぐ
- レモン汁やハーブ(タイム・ローズマリーなど):さわやかさのバランス
伝統的な製法ではすり鉢(モルタル)を使って手でつぶして作るが、現代ではフードプロセッサーで手軽に調製されることが多い。なめらかなペーストから粗めのテクスチャーまで仕上がりはさまざまで、好みや用途に合わせて調整される。
テペナードはフランスパンやクラッカーへのスプレッドとして前菜に出されることが多く、パスタソース・肉や魚のマリネ・サンドイッチのスプレッドとしても活用される。塩気が強いためそのままでも保存性が高く、瓶詰め商品として市販もされている。地中海料理の人気を背景に世界中で親しまれるようになったソースである。
使い方・例文
「バゲットのスライスにテペナードを塗り、トマトやフレッシュハーブを添えたカナッペは、プロヴァンス風アペリティフの定番である。」
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