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テナガザル科とは?

てながざるか

テナガザル科とは、極めて長い前肢を持ち木の枝をブランコのように渡る「ブラキエーション」で有名な類人猿の科です。

テナガザル科(学名:Hylobatidae)は、サル目ヒト上科に属する類人猿の科で、ギボンとも呼ばれます。ゴリラチンパンジー・ヒトなどを含むヒト科と並ぶ類人猿の一群ですが、体格はより小型で尻尾を持ちません。

最大の特徴は体長に対して非常に長い前肢(腕)で、木から木へと腕を交互に振り子のように使って移動する「ブラキエーション」と呼ばれる移動様式が高度に発達しています。この動きは速く、1回のスウィングで数メートルを移動することもあります。

東南アジアの熱帯・亜熱帯の森林に生息し、主にフルーツや木の葉を食べます。つがいで縄張りを持ち、朝に遠くまで届く独特の「ソング(声)」で縄張りを主張する習性が知られています。

現在テナガザル科にはシロテテナガザル・フクロテナガザルなど複数の属と多数の種が含まれます。森林伐採とペット目的の密猟により多くの種が国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載されています。

使い方・例文

動物園でロープを使って高速でスウィングしながら移動する小型の類人猿を見かけたとき、それはテナガザル科に属するテナガザルです。自然界ではその声が熱帯雨林に響き渡る朝の風景として紹介されます。

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