チンパンジーとは?
ちんぱんじー
チンパンジーとは、アフリカ中西部の熱帯雨林に生息する類人猿で、遺伝的にヒトに最も近い動物のひとつです。
チンパンジーは、ヒト科チンパンジー属に分類される類人猿で、アフリカの赤道付近の熱帯雨林・サバンナに生息します。一般的なチンパンジー(Pan troglodytes)と、やや小型で温和なボノボ(Pan paniscus)の2種があります。
チンパンジーの主な特徴は以下のとおりです。
- DNA配列がヒトと約98〜99%一致しており、現存する動物の中でヒトに最も近縁とされる
- 石や木の枝など道具を使って木の実を割ったり、アリを取り出したりする高い知性を持つ
- 複雑な社会構造を持ち、群れの中で順位関係や協力行動、葛藤解決などが観察される
- 声・表情・身振りを組み合わせたコミュニケーション能力を持つ
食性は雑食性で、果物・葉・昆虫のほか、小型の哺乳類を捕食することもあります。群れで生活し、オスが主導して縄張りを守ります。
野生個体数は環境破壊や密猟などにより減少しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。また、過去には動物実験や見世物に使われてきた歴史もあり、倫理的保護の観点から国際的な議論が続いています。
使い方・例文
「動物園でチンパンジーが道具を使って餌を取り出す様子を観察した」「研究者がチンパンジーの道具使用行動を野外で初めて報告した」のように、動物学・動物園・科学教育の場面で登場する語です。
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