ツル科とは?
つるか
ツル科とは、ツルやクイナなどを含む鳥類の科で、湿地や草原に生息する大型から中型の水辺の鳥たちのグループです。
ツル科(Gruidae)は、鳥綱・ツル目に属する科で、世界に15種が確認されています。アフリカ・アジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オーストラリアと南極大陸を除く世界各地に分布しており、湿地・草原・農耕地など開けた環境を好みます。
ツル科の鳥の一般的な特徴は以下の通りです。
- 体長は約90〜175cmと大型。翼を広げると2mを超える種もある
- 細長い首と脚を持ち、直立した姿勢で歩く
- 多くの種でつがいは生涯を共にする一夫一婦制
- 大きな声でよく鳴き、群れで渡りを行う種も多い
- 繁殖期にはダンスのような求愛行動(ツルの舞)を見せる
日本に関連するツル科の代表的な種として、タンチョウ(日本固有亜種)が挙げられます。タンチョウは北海道の釧路湿原を主な繁殖地とし、千円紙幣の図柄にも採用されていた縁起の良い鳥として日本文化に深く根付いています。一時は絶滅寸前まで個体数が減少しましたが、保護活動によって個体数が回復しています。
ツル科の多くの種は生息地の減少・農薬・人間活動の影響で絶滅危惧種に指定されています。タンチョウ・アメリカシロヅル・シベリアシロヅルなど、特に危機的な状況の種も多く、国際的な保護活動が続けられています。
使い方・例文
ツル科は動物図鑑や生物分類の解説で「ツル目ツル科」として登場します。北海道の鶴居村では、タンチョウ(ツル科)の観察スポットとして冬季に多くの野鳥ファンが訪れます。
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